あれだけ今後は真面目にブログを更新しますと言っておきながら、1ヶ月近く放置してしまって自己嫌悪になっております、おつまです。
最近コロナで家にいる時間が長くなり、快適さを求めて引っ越しする人が増えているそうです。
今回はそんなそんな横須賀で物件を探そうとしている迷える子羊に、横須賀に住んで3年になるおつまが物件選びのポイントをお教えしてまいります。
横須賀で物件を探す時に注意しておきたいポイント6つ
「すぐに決まってしまいますよ」は脅しではなくマジ
物件を探す時、不動産屋さんに「今決めないとすぐに決まってしまいますよ」と焦らされた経験は多いのではないでしょうか。
横須賀は築年数の古い物件が多く、家族用の間取りでもお風呂の中にトイレや洗面台があったり追い炊き機能がなかったりと、なかなか良い物件が少ないので、良い物件には人が集中しがちです。
その上自衛隊等公務員関係や大学、大手通信企業の会社が立ち並ぶ地帯(YRP)などがあり、3月はその人たちが転勤や下宿で一斉に物件を欲するので物件が足りないのです。
グズグズして物件がなくなってしまったら、最悪引っ越しの時期をずらして退去待ちをしなければならない場合もあります。
写真はあまり当てにならない
転勤に慣れた人の中には写真だけで物件を決めてしまう人もいますよね。
でもそれは本当に危険!
横須賀市に限ったことではないかもしれませんが、物件写真をいちいち撮りにいっていないケースは多々あります。ヒドい場合は新築当初の写真だったりします。
なので実際行ってみると畳は古いもの、備え付けのものも日に焼けて劣化していたりと、写真とは大分イメージが異なり幻滅ということに…。
築年数と見比べて、あまりに綺麗すぎるようなら怪しいです。怪しいなと思った時は見学予約の前に不動産屋さんに聞いてみましょう。
徒歩15分より、バス15分の方が現実的
横須賀は傾斜の急な坂道の多い地域です。駅から物件まで延々上りか下りの坂が続く場合が多く、徒歩というより登山をするくらいの心構えが必要です。
特に徒歩15分以上は距離的にも自転車で通勤しようと思っている人がよく選ぶエリアだと思いますが、普通の自転車で坂道を登るのは傾斜的にかなりキツいと思われるような坂が多く、地元の人は大抵電動自転車を愛用しています。
さらに徒歩は経路の途中に階段という近道を通ると想定されている場合があり、自転車になると思わぬ大回りで余計に時間がかかるということもあります。
久里浜・北久里浜、横須賀中央の海側は比較的平地が多いですが、それ以外の地域では「駅まで平坦」と記載されていても坂がある場合がありますので、面倒でも実際に駅まで歩いて検証することをおすすめします。
一方バスの場合は、路線にもよりますが多いところは5分間隔くらいで運行していますし、駅から遠いということで家賃も安めになっているので意外と狙い目です。また駅徒歩圏内は古い物件で飽和状態になっているので、新しい物件はこのバスエリアに多く存在します。
カビとサビとコケ
横須賀の建物をよく見ると外壁にコケが生えている物件がよくあります。
コケが生えているのは古い物件という訳ではなく、新築でも数年でコケが生えてきて、あっという間に新築感が失われます。
サビはもっと早くて、数ヶ月でやってきます。何もしないと1年後には金属はサビで覆われます。
カビは家の中ですが、梅雨の時期は毎日格闘です。
海からの潮風の影響かと思いますが、海の近くだけでなく山の上の物件でもコケが生えている物件は多いですので、物件見学の際は見てみてください。
一番の騒音は人でも電車でもなく、バイク
横須賀は急な坂道が多く、しかも住宅街は道幅も狭く、駐車場がないか、あっても賃料が高いのでバイクを愛用する人が多いです。
でも騒音の問題となるバイクはこうした普通のバイクではなくて、いわゆる暴走族的なバイクの音です。
横須賀など湘南を舞台とするマンガにはよく不良の大群が出てきますが、それはフィクションではなく実在します。
年に何度か100台を超えるであろう暴走族の大名行列のようなものに遭遇します。
その爆音は耳を塞がないと耳がやられます。一度携帯の騒音を測るアプリで測ったことがあるのですが、平均で90db、最大は100を超えていて実際に聴覚機能に異常をきたすレベルとなっています。
このバイクは一度に全部来る訳ではなく、いくつかの塊でやってくるので、30分か長いときは1時間くらい続き、終わった時には電車や子供の泣き声なんて静寂だと思える程です。
どこを通るかわからないので、どこの家にいても近くを通れば影響を受けると思いますが、大通りからはできるだけ離れた物件や道沿いの部屋でない方が少しは軽減されると思います。
崖はある、問題は舗装されているか否か
横須賀は坂だけでなく崖も多い地域になります。ハザードマップを見ても土砂災害警戒区域で真っ赤となっており、隙間のように土砂災害警戒区域に当たってなかったとしても、近くに崖があれば、ここまで被害が及んでくる可能性がなくもありません。
物件見学の際は部屋だけでなく、周囲の崖がどんなものなのかも見ておくことが大事です。
崖が自然のままの状態だったり、途中までしかコンクリートがなかったり、フェンスがしてあるだけの場合は崩れたとき危険です。
グーグルマップで確認する方法もありますが、崖の舗装は今も市がやっている途中なのでストリートビューで舗装されていなくても今は舗装されていたり、逆にストリートビューではきれいに舗装されていても、間から木が生い茂っていたりするので、できるだけ今の状態で判断することが大事です。
他にも津波や、液状化など災害の危険を考えはじめたらキリがありませんが、できる範囲で安全な場所を選びましょう。
私は横須賀の物件選びで失敗しました
さて今回は横須賀で物件を探す時に注意しておきたいポイントについて紹介しました。
こんな風に偉そうに書いている私ですが、自分の物件選びはどうだったのかと言えば、はっきり失敗だったと思っていて、ことあるごとに引っ越したいと物件を探しては踏み出せずにいます。
私の物件探しがどんなものだったのかはいつかまた触れたいと思いますので、楽しみにしていてください。
サブブログのコスパヨカッターも更新しました。
cospa-yokatta.hatenablog.com