今年の1月頃から発生した新型コロナウイルスですが、4月に入っても収束するどころかどんどん拡大していっていますね。特に東京では爆発的に増えているというニュースが連日報道されていますが、実は横須賀でもあまり報道されていないだけでコロナの感染者は増えています。今回はそんな横須賀市のコロナの現時点での発生状況をまとめてみました。
横須賀でもコロナの感染者は出ている
横須賀市でも3月に入ってからコロナの感染者が出始め、日本人の感染者は昨日までで8名います。
- 3月15日 70代女性 介護老人保険施設勤務 ナイル川クルーズで感染
- 3月18日 80代男性 無職 1例目の介護施設入所者
- 3月20日 90代女性 無職 1例目の介護施設入所者
- 3月28日 年齢非公開女性 看護師
- 3月29日 30代男性 理学療法士
- 60代女性 5例目男性の母親
- 3月31日 20代男性 会社員
- 4月1日 20代男性 東京都内のバーで接客業
コロナの感染者情報については横須賀市のホームページで更新されています。最新の情報については下記をご覧ください。
www.city.yokosuka.kanagawa.jp
濃厚接触者の状態は?
こうしてみると、コロナの感染者は医療関係者が多いですが、これは横須賀に限ったことではなく、和歌山の有田病院や、最近では東京の国立がんセンターなど各地で起こっています。
横須賀の事例で言うと1例目の介護老人保健施設では濃厚接触者111名にPCR検査を実施し、2例目3例目以外の109名は陰性だったそうです。
4例目は横須賀市民病院の感染病棟で、ここはコロナの指定医療機関となっていたようです。濃厚接触者51名にPCR検査を実施し全員陰性だったとしています。
5例目の衣笠病院に勤務の理学療法士の方の濃厚接触者30名は31日に全員陰性との検査結果が出ています。
6例目の方についてはゴールドジム横須賀神奈川店を利用していたとのことで、その利用者150人に2週間の健康観察を実施しているとのことです。健康観察だけでPCR検査は実施しないのでしょうか?気になるところですが今後の発表を待つしかありません。
headlines.yahoo.co.jp
米軍基地でもコロナが発生
横須賀市のホームページのコロナ感染者数には入っていませんが、横須賀米軍基地でも3月26日にアメリカから戻った水兵1名、27日に2名の計3名のコロナ陽性者がいると記事には書いてあります。
また27日の時点で在日米軍全体でのコロナ感染者は309人いるそうです。日本で起こっていても米軍基地やクルーズ船などの感染者は含まれずに統計をとられているのは少々わかりにくいですね。
headlines.yahoo.co.jp
極力外出しない
コロナの感染者には医療関係者の方が多いですが、確かに間近でコロナの感染者の人を看ているのですから感染するリスクは非常に高いです。
しかし医療で対応する場合、マスクや手袋は当然のこと完全防備で対応しているはずです。にもかかわらず感染してしまうというのは、コロナウイルスは感染力が非常に強いとしか言いようがありません。
完全防備でも感染してしまうのに、私達がマスク1枚で防げるはずがありません。とにかく感染を防ぐには人と接触しないことしかないように思います。
感染の疑いのある人は最低限マスクをしてほしい
陽性と診断された人が、感染が判明するまでの間何件もの病院に行ったことをニュースで聞く度、
「その病院まではどうやっていったのだろう?」
「その間マスクはしていたのだろうか?」
などいろいろ疑問が湧いてきます。
マスクをしていても感染してしまうとは言うものの、感染した人がマスクをするのは飛沫を防ぐという意味合いで効果があるようです。
とは言ってもマスクはどこにも売っていないし、マスクを求めて開店前の薬局の列に感染の疑いのある人が並んでいたら、それはそれで危険です。
政府が1世帯につき2枚布マスクを配るとは言っていますが、それなら感染の疑いのある人全員に配って感染を根本から防いで欲しいと思います。