さて前回予告していたとおり今回は鴨川シーワールドについてご紹介します。鴨川シーワールドといえば千葉なので、この前の台風で被災しているのではないかと心配していたのですが、実は台風の翌日から営業していたようなんですよね。本日も大雨で大変なことになっているようですが、先入観で判断せずHPなどで確認してみましょう。
今回は公共交通機関を使って鴨川シーワールドへ行きます。フェリー乗り場から鴨川シーワールドへは路線バスで1時間程です。しかしバスの本数が極度に少なく、1日4本くらいしか走っていません。
さらにフェリーとの乗り継ぎとシーワールドで遊ぶことを考えると、実質日帰りでは下の便のみとなります。
●行き
●帰り
つまり鴨川シーワールドには11:14から15:16までのおよそ4時間しか滞在できないということです。しかもその間にお昼ご飯も盛り込まなくてはいけませんのでかなりタイトなスケジュールになります。
まずはパフォーマンススケジュールを確認
(出典:http://www.kamogawa-seaworld.jp/aquarium/program/)
鴨川シーワールドには水槽を眺める展示タイプのブースとショーを観覧するブースがあります。ショーは開催時間が決まっていて同じ種類のショーは1日2~3回しか行いません。さらに滞在時間の開催だけを抜粋すると上の表のように1回を逃すと大きいことがわかります。なのでまずはこのショーの時間であるパフォーマンススケジュールを元にスケジュールを考えます。
今回立てたタイムスケジュール
今回立てたタイムスケジュールは以下の通りです。
- 11:30~ ベルーガのショーを観る
- 12:00~ 昼食
- 12:30~ イルカのショーを観る
- 13:00~ シャチのショーを観る
- 13:30~ アシカのショーを観る
- 14:00~ 水槽の展示を観る
- 15:00~ バスを待ちながらお土産を物色
実際にやってみたらこうなった
バスが若干遅れて11:20の到着でしたので、ショーまで時間がなく一目散に小走りでマリンシアターへ。21日は一応平日だったのですが、客席は既にほぼ満席でした。それでもなんとか空いている座席を見つけて無事ショーにも間に合いました。
真っ白いシロイルカのベルーガ。大きくて泳ぐと体がボヨボヨ動いているのがわかります。思わず触りたくなってしまうような可愛いショーでした。
昼食タイムは急ぎめで
11:50くらいにベルーガショーが終了したので次は昼食タイムです。しかし12:30にはイルカのショーが始まってしまうので、今回はフードコートでササッとカレーをいただきました。期間限定だというバターチキンカレーは甘めなのでお子様でもおいしくいただけそうな味です。
鴨川シーワールドではお弁当の持ち込みもOKなので時間が取れないときはお弁当を持参するのも時間短縮のいい手だと思います。
また園内には他にもシャチを眺めながら食事ができるレストランもあるので、次回はそこでゆっくり食事をしたいなと思いました。
芸達者なイルカショー
ご飯も急いで食べたら12:20頃にイルカショーのサーフスタジアムへ。既に良い席は埋まっていましたが、座ることはできました。
イルカショーは水上でイルカたちが音楽に併せて飛んだり跳ねたりと、アクロバティックなショーを観ることができます。主に演技をするのは中央のプールですが、両端のプールにもイルカが泳いでいて時々ジャンプしてくれたりするので、どこで観覧しても楽しむことができました。
迫力がすごい!一番人気のシャチパフォーマンス
12:50頃にイルカショーが終わったので続いてシャチのパフォーマンスを観にオーシャンスタジアムへ。シャチのパフォーマンスは水に濡れることがあるということで前の方はスカスカですが、その分後ろに人が多いので既に立ち見も一杯の状態でした。
人と人の隙間から覗くような状態だったので、ちょっとくらい濡れてもいいから前で観ようかなと頭をよぎりましたが、ショーが始まってしなくてよかったと思い直しました。
巨大なシャチが飛び跳ねた後の水しぶきは、もはやバケツで水をぶっかけられるようなもので、恐らくレインコートを着ていてもビチャビチャになるレベルです。前から4列目くらいということでしたが、跳び方次第で7列目くらいまでしぶきが及んでいました。
トレーナーさんと繰り広げられるパフォーマンスの数々は圧巻で見応えもありました。良い場所からみるなら30分以上前から席を確保する必要があると思います。
アシカの家族の寸劇にほっこり
シャチのショーの後は13:30からアシカのショーを観にロッキースタジアムへ。ここではあしかの家族の寸劇を観ることができます。ほっこりかわいいアシカがしゃべっているようにトレーナーさんがアフレコしながら芸を指示します。
ショーのメインとなるアシカの笑顔を観るためにも、ここは前の方で観ることをおすすめします。
ショーの後は水槽展示を観ながらゲートへ移動
4つのショーを見終わると既に残り時間は1時間になっていました。
ここからは本来の水族館のように水槽展示を観ていきます。鴨川水族館の水槽展示会場は3箇所あるのですが、アシカのショー会場の横にちょうどその1つめであるロッキーワールドがあります。さらにイルカショーの近く辺りに2つめの会場であるトロピカルアイランドがあり、メインゲートの付近に3つめの会場であるエコアクアロームがあります。順番に観ていくと自然と最後にメインゲートに行けるというシステムになっています。
水槽展示の中にはグラフィックを使ってCGの魚が泳いでいるブースなどひと味違ったものもあります。1時間でも十分楽しめます。
15:00メインゲートへ
メインゲートの出口付近にトイレとお土産屋さんがあります。お土産屋さんのブースからは再入場できないので、トイレは先に済ませてお土産を物色。いくみママの動物ドーナツの水族館バージョンもあったり、お土産もかわいかったです。
4時間でも十分楽しめました
さて今回は4時間で鴨川シーワールドを遊び尽くすタイムスケジュールについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?鴨川シーワールドはショーの移動も隣同士になっており、最小の移動で回りやすい設計になっているので4時間でも十分満喫することができます。
往復のバスもほぼ始発と終点なため空いていましたし、ほぼ寝ていたため1時間という長さもあまり感じませんでした。ただ路線バスなのでクッションがあまりよくないのか、お尻は若干痛くなります。
車で行くのもいいですが、たまには公共交通機関を使っていくのもいいですね。