物件を探す際の1つのキーワードである「路線から探す」という方法ですが、路線が複数ある場合はどの沿線に住めばいいのか迷いますよね。横須賀市もJRの横須賀線と京浜急行の2路線が通っています。そこで今回はJRと京浜急行どっちがいいかを比較検証してみたいと思います。
都市部へのアクセスが便利な京浜急行
京浜急行（通称：京急）は三浦市にある三崎口駅から横須賀市を通って横浜・品川へ１本で繋がっています。さらに 羽田空港へも京急だけで行けるので帰省や出張などに便利です。
またＪＲと比較して京急は駅の数が多いので必然的に駅の近くも狙いやすくなります。また浦賀周辺など京急しか通っていない地域もあります。
横浜に行くときにお得な切符
横浜に観光などにいくなら京急の横浜１ＤＡＹきっぷがおすすめです。
横浜1ＤＡＹきっぷは往復乗車券とフリー区間がセットになった切符なのですが、フリー区間が京急だけでなく、みなとみらい線全線や横浜市営地下鉄・市バスの指定区間も入っているので観光地をくまなく回ることができます。
しかも乗車駅毎に値段の設定がある上に当日券売機で購入できるので気軽に使えるのも便利です。
横浜１デイきっぷについて詳しく知りたい人は下記サイトへどうぞ。
www.keikyu.co.jp
品川・羽田空港へ行くときにお得な切符
品川や羽田空港など遠方まで乗車する場合は株主優待乗車証がおすすめです。京急の株主優待乗車証はそのまま自動改札に入れて使うタイプで、区間に関係なく京急線内の乗車駅から降車駅までを１回として使うことができます。
通常は株を購入して手に入れるものですが、チケットセンターなどで１枚６５０円前後で売られていたりします。
有名観光に便利なJR横須賀線
（出典：https://tetsumaru.jp/user/tanchicke/photo/9866/）
ＪＲといえば満員電車をイメージする人も多いかもしれませんが、ＪＲ横須賀線は終点が久里浜駅と近いので意外と横須賀付近では車内が空いていることが多いです。
そしてJRでも横浜や品川へ行くことができますが、路線が湾曲している分京急より１０～２０分くらい遅いです。
しかしその湾曲は決して無駄な湾曲ではなく、途中逗子や鎌倉を通っているからです。
JRは逗子や鎌倉、さらに東海道線を通って箱根や熱海など観光地をガッチリ押さえているので観光などを楽しみたい人、さらには観光地で働きたい人にもおすすめです。
また京急が海沿いを走っているのに対し、ＪＲは衣笠駅など一部陸の中央付近を通っている区間があります。
快適に過ごせる普通列車用グリーン
ＪＲ東日本の首都圏近郊には普通列車用グリーン車というグリーン車を連結した在来線があります。座席を指定するものではありませんが、グリーン券を購入した人しかその列車に入れないため、通常の列車よりは空いています。
遠方に行った帰りなど、疲れたときなどにちょっと楽できるかもしれません。
しかし注意なのは外の券売機で購入するのと、車内で購入するのでグリーン券の値段が違うということと、ＩＣカードはSuicaでないと使えないということです。
普通列車用グリーン券について詳しくは下記サイトへどうぞ。
www.jreast.co.jp
やはりＪＲのお得なきっぷといえば青春18きっぷが有名ですね。期間限定ではありますが日本全国に路線があるので、「どこまでお得になるかはあなた次第」です。
２駅利用できる地域は絶対便利
さてここまでどちらを選ぶかで話を進めてきましたが、中には２駅利用できる便利な地域もあります。
最も最強なのは久里浜地区です。ＪＲと京急の駅同士が近いというのももちろんですが、さらに最強なのはどちらも始発になる列車があるということです。
ＪＲ久里浜駅は終点の駅なので１００％始発列車になりますが、実は京急も一部ではありますが京急久里浜駅始発という列車が存在します。しかも快特だったりします。
なので長距離通勤・通学だったとしても上手くすると寝ながら快適に過ごすことができるかもしれません。
次に２駅利用できそうなのはＪＲ横須賀駅と京急逸見（へみ）駅です。逸見駅は普通しか停まらない駅である上に徒歩１０分以上かかるので、乗り換えとして利用するのはあまりおすすめできませんが、この地域は横須賀一の都市なので、バスも各地域に出ており交通の便はかなり良いです。
平地続きでお店も多いのでブラブラ歩いて横須賀中央駅にも行けます。
駅から近くて線路からは遠い物件がいい
さて今回は横須賀に住むならどの電車の駅が便利かをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？駅の近くはお店もあるので便利なことが多いですが、騒音もあったりします。電車は夜中１時くらいまで走っているので、駅近物件のときは騒音もキッチリ確認しましょうね。