わかめと言うと大抵は乾燥させた状態で売られていて、お味噌汁の具としていただくような、あまり食卓の主役にはならない食材ではないでしょうか?しかし、世の中には生のわかめをショブシャブにして食べるという、わかめが主役の料理があるのです。冬季限定で今の季節しか食べられないとのことで、この情報を知ってから今か今かと冬が来るのを待ち望んでおり、この度やっと味わうことができましたので、記事にしてみました。
生わかめのシャブシャブを売っている金田漁港のレストランKANEDAとは?
生わかめのシャブシャブを提供しているレストランKANEDAとはどんなところなのでしょうか。
漁港の入り口には看板が。どうやら毎週日曜日にここで朝市が行われているようです。防波堤より海側にたたずむ2階建ての建物の中にレストランKANEDAがあります。
この日は雨だったからかのぼりが立てかけられていましたが、よく見るとちゃんと「営業中」の札が出ているので、営業していると信じて進みます。
2階がお店です。入り口横の掲示板にペタペタとメニューが貼ってありますが、その日によってメニューが変わるので、入る前にチェックしておきたいところです。
店内からは金田湾が一望できるので、天気の良い日は最高でしょう。
金田漁港のレストランKANEDAの詳細情報
住所:神奈川県三浦市南下浦町金田2020-5金田漁港漁業センター
電話:046-886-1721
定休日:月曜日
営業時間:(火~土)11:30~15:00
(日) 6:00~8:00 、11:30~15:00
ワカメのしゃぶしゃぶを食べよう!
おまかせB定食か単品で注文
わかめのシャブシャブは表の掲示板に貼ってなかったので、中で確認したところ、
「今年は不作なので少量での提供になります」
とのことでした。
わかめのシャブシャブは単品の他、おまかせB定食のセットメニューとしても提供されています。おまかせB定食とはレストランKANEDAで最も人気のメニューです。
上が以前いただいたBコースの写真です。季節が違うのでわかめのシャブシャブは付いていませんが、南蛮漬け、刺身、サザエの壺焼き、煮付けなど1500円(税抜)で魚料理のフルコースをいただけるようなボリュームたっぷりのメニューでした。
ちなみにわかめのシャブシャブ単品は1人前250円(税抜)です。
今回はわかめのシャブシャブ単品と魚のフライ定食800円(税抜)を注文しました。
魚のフライ定食はその日の魚のラインナップの中から2種類を選んでフライにしてもらえます。今回はスズキとボラを揚げていただきました。注文してから揚げるので、揚げたてサクサクのフライをいただくことができます。
こちらが生わかめのシャブシャブです。写真は2人前になります。
少量での提供とのことですが、通常だとどのくらいの量なのでしょうか?気になるところです。
黒っぽい色をした生わかめを熱湯にくぐらせると、あっという間に黄緑色に色が変わります。それをポン酢につけてチュルンといただきます。
すると、普段のわかめではするはずのないシャキシャキとした歯ごたえ、なのにとろけるようにフワッっとして口の中で消えていきます。そして海苔のような磯の香りの余韻が残ります。
一言で言うなら間違いなくおいしい!そして無限に食べたい!あっという間にザルが空になりました。
今年は不作なので提供されているか事前に確認を
さて今回は金田漁港でいただける生わかめのシャブシャブについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?今年は不作だったにも関わらず、味わうことができて本当にラッキーだったなと思います。
しかし必ずあるとは限らないので、もし行かれるときは事前に電話などで確認するといいかもしれませんね。